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アセルカデ

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生きるちからプロジェクト

生きるちからツアー 第1弾 「土」

概要

土を中心とした自然を学びながら、循環型の衣食住づくりを実践するプロジェクト。「地域商人」さんらのご協力のもと2022年3月に始動。

詳細

2泊3日で行った生きるちからツアー。

1日目は、今の社会問題や暮らしのあたり前を問い直す講座
2日目は、限界集落の耕作放棄地の現場で身体を動かし実践活動
3日目は、学びと体験を振り返って気付いたらことを未来に活かすビジョンワーク

ツアー初日は兵庫県淡路島の「タネノチカラ」さんの協力のもと今を生きる私たちにとってどういう行動を取るのが最適解なのかという問いを社会問題、地球環境、人間としてなど多角的に考え見つめ直しました。

その相対的な問いから、「土」を作る暮らしの必要性、重要性を学びました。

そこで地域社会の課題のひとつである耕作放棄地の藪化がなぜ人間社会において良くないかを知りました

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そして実際にツアー2日目は耕作放棄地に立ち向かい、藪を刈っていく実践を行いました。
鎌やナタ、鋸などの道具を使い手作業で少しずつ藪の伐採を一日かけてすすめました。

夜は、ジビエ料理や地元の野菜を使ったアウトドア料理と焚き火を囲んで語らいました。
ジビエの肉も食材も、どこからきてどんな風に成長したかを感じられるもの。現代的な暮らしの中では見えづらくなってしまったものを再確認するのも大切な時間だと考えています。

3日目の最終日は、ツアーを振り返りながらのビジョンワーク。
知識として学んだことで見えたこと、体験から感じたことを互いに共有しました。
それぞれの日々の生活の中で漠然と感じていたモヤモヤが晴れたり、問いが次の段階に変わったり、感動があったり。

その中で多かった意見で「生きるって、人と人とが共に助け合い、力を出し合うことなんだ」ということ。
そんな共助、結の感覚。


生きるとは、サバイバル的な技術や知識の前に、人と共に生き自然の中で自然発生的に助け合うことが大切な要素であるというのがこのツアーでのとても大きな印象に残りました。

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今後の展望

今後のプロジェクト案としては、お米以外にも生姜や小麦などの作物を植える案や、土や石などその土地で得られる資源でシンボルとなるような建造物を作る案などがあがりました。

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